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伝統野菜

伝統やさい

Handrail hanabi

 

長野県の「信州伝統野菜認定制度」によって認定された野菜の品目です。
清内路にも「信州の伝統野菜認定制度」に登録された伝統野菜があります。伝統野菜とは、地域で古くから作り続けられている地方野菜です。自家で種を採り続け、親から子へ受け継がれる中で、地域の気候・風土にあったものが残ってきました。清内路では集落付近に耕地が少なく、夏場に養蚕・山畑作りを行うため、山腹の「出づくり」の家に移り住みます。清内路の伝統野菜は、この「出づくり畑」で作り続けられ、独自の食文化が築きあげられてきました。
>伝統野菜についてのお問合せはこちらから

清内路きゅうり

肩部が濃緑色で尻部にかけては淡緑色。一般的には皮が厚いため漬物として利用。味噌につけて生食やサラダとして食べたり、赤根大根と漬けて食べる。

収穫:7月下旬~8月下旬

清内路黄いも

40g程度の大きさで楕円形。肉色は淡黄色で味が濃い。田楽やネギみそ和えにして食べる。

収穫:7月頃

赤根大根

大根のように長く濃い紅色をした蕪。塩漬け、切り漬け、なますなど、主に漬物にして食べる。焼酎も販売されている。
収穫:春作6~7月秋作10~11月

清内路にんにく

少々小ぶりで強い辛味と粘りがある。外皮が紫色をしている。素揚げや焼肉のタレとして食べる。黒にんにくにしてもおいしい。

収穫:6月下旬~7月上旬

清内路かぼちゃ

「デリシャス」というかぼちゃが起源で、形はかわいいハート型。甘みが強くやや粘質。煮物にするとほくほくにほける。
収穫:8月下旬~9月下旬


メッセージ

清内路伝統野菜保存会長

櫻井 道治さん

他の地域にはない伝統野菜の魅力を清内路で残していき、後世に伝えていきたいと思っています。清内路には伝統的に残っている花火や清水、山、木、野菜など数多くの魅力的な資源があります。それらを生かして清内路という地域で多くの人々が生活できるようになるといいと思います。その一つに伝統野菜があります。

(株)高野総本店社長 / マスターソムリエ

高野 豊さん

清内路の特産品あかね大根を焼酎にして売り出そうとしましたが、手ごわい存在でした。ネーミングを「あかねちゃん」とし村民の皆様に参加していただく焼酎大学校を開講し「チョコレートと饅頭に合う焼酎」で仕掛けます。「熟女あかね」は完売し清内路ブランドとして全国から注目され農産物ブランド化のお手本となりつつあります。

信州大学農学部教授

大井 美知男さん

伊那谷と木曽路を結ぶ古くからの街道筋に位置する峠の村「清内路」は、たばこと木地師の里として、江戸時代から多くの人々が行き来する要衝として栄えてきました。そんな背景から有形無形の文化が集積していて、”清内路かぼちゃ”、”清内路きゅうり”、”赤根大根”、”清内路黄いも”、”清内路にんにく”などの希少な伝統野菜も、伝統的な食文化とともに生きた文化財として受け継がれています。

信州大学大学院助教授

根本 和洋さん

信州伝統野菜に認定された野菜が人口わずか600人程度の清内路に5つも残っているという事実はひとつの奇跡といってもよいのではないでしょうか。諏訪神社への奉納花火をはじめとする伝統文化や数々の行事が今なお大切に継承されており、このことがある意味必然的であるということに気づくのであります。


 

清内路伝統野菜パンフ(PDF) →

 



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