清内路の概要

上清内路の花桃開花状況
上清内路

 長野県の南部、下伊那郡の西端にある阿智村の北部、旧清内路村に当たる地域(2009年合併)。
 東は飯田市、北は木曽郡南木曽町に接し、東西9.1km、南北9.3kmでほぼ菱形に近い形をしています。
 海抜は640mから1,636mで、中央アルプス南部に位置し、北方に兀岳(海抜1,636m)、東方には高鳥屋山(海抜1,398m)、西方は恵那山系に囲まれています。
 面積は44.16km²(清内路村当時)で、その約98%を森林が占める自然豊かな地域です。

 域内はすべて天竜川水系で、主な河川は、飯田市摺古木山山麓から流れる「黒川」と、兀岳から流れ黒川に合流する「小黒川」、清内路峠から流れ地区の中心部付近で黒川に合流する「清内路川」があります。

 気候は、長野県内では温暖で、夏場は30℃を超えることもありますが、日陰は涼しく、比較的カラッとしているため過ごしやすいのが特徴です。冬場、県南部の中では積雪が多く、朝は-10℃前後になることもあります。
 
 かつて、飯田市山本から梨子野峠を通り、清内路峠を越えて中山道へと続く道が整備され、伊那谷と木曽谷を結ぶ重要な地域でした。
現在の交通は昼神温泉郷から南木曽町へと続くルートで、村をほぼ南北に国道256号線が通っています。
 清内路は大きく上清内路と下清内路に分かれますが、上清内路は木曽谷、下清内路は伊那谷の影響を強く受けています。

 江戸時代から続く奉納煙火は住民が火薬から手作りする全国でも珍しいお祭りです。また、信州の伝統野菜に認定された野菜が5品目あるなど、文化と伝統の残る地域です。かつては歌舞伎や人形浄瑠璃などが盛んで、当時の衣装や道具などが残されています。
 そのほか、信州の名水に選ばれた「一番清水」や「花桃」が有名です。
 山間地で農業に適した土地は少なく、昔は林業や木材加工、煙草の生産や養蚕が主な産業で、木櫛や清内路産の煙草などは都でも評価が高かったと言われています。

 清内路には多くの自然、歴史、文化が残っています。
 この地を訪れた人は「時間がゆったりと流れる」感覚を受けるそうです。
 そんな感覚を、そして先人たちが営んできた文化と共にある暮らしの一端を感じながら、生活をしてみませんか。

<2026年1月1日現在>
 【人口】478人
 【世帯数】208戸
 【高齢化率】42.68%

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