食
Food
あかねちゃん
akanetyan
財政が逼迫し暗雲立ち込めた時、村長が発案した焼酎。清内路の伝統野菜である清内路あかねを利用したこの焼酎は、マスターソムリエからこれほど個性の強い焼酎はないと評価されています。甘いものやまんじゅうなどとの相性が良い不思議な焼酎です。
「あかねちゃん」っていったいどういう焼酎なの?
清内路といえば「清内路峠」「一番清水」「花桃」「ミズナラ」というイメージがわくかもしれません。
その一方で清内路といえば「あかねちゃん」と答える人が増えてきています。
けれども、ひょっとしたら「あかねちゃん」自体を見たことがある人は少ないかもしれません。。
というのも実はこの「あかねちゃん」・・・「幻の焼酎」なのです。
「えっ? 幻の焼酎なの?」と気になったそこのあなた、さっそくこのページで「あかねちゃん」について紹介することにします。
そもそも「あかねちゃん」というのは、清内路で獲れる「アカネダイコン」のことでつまり大根なのです。
「えっ!? 大根で焼酎ができるの?」と不思議に思う人もいることでしょう。一般的な焼酎の原料といえば芋を筆頭に麦やソバそして米などがそうだからです。
実は昔から清内路は谷あいの村のため、雪に閉ざされる冬場に食料を調達するために普通食べられているような漬物よりも塩辛い味付けで漬物を漬けることが続いていきました。そしてその材料として最も多く使われたのが「アカネダイコン」だったのです。そしてこの「アカネダイコン」は清内路と相性がよく、ほかの地方ではなかなか赤くならないのに清内路で育てると真っ赤に染まるのです。ですので漬物というと真っ赤なアカネダイコン漬けが清内路では主流なのです。
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